スペイン風邪と呼ばれていた新型インフルエンザは、

  当時、3つの波に分かれて日本を襲ったそうです。

  中でも京都市は、もっとも死んだ人の割合が高かったようです。

  ただ驚いたことに、修学旅行もお茶のお稽古も中止にならなかったとか・・・。

  パンデミックの中、普段通りの生活が続いていました。

  折しも第一次世界大戦がようやく終わりました。

  大勢の人が家からちょうちんを持ち出して町を練り歩いて祝いました。

  年明けから、新型コロナウイルスの新規感染者が急増をしています。

  感染力が高いとされる新たな変異株「オミクロン株」への、

  置き換わりも進んでるようです。

  どうやら第6波に突入してしまったみたいです。

  ただウイルスの存在がまだ知られなかった100年前とは違い、

  ワクチンをはじめとして、数々の「武器」もそろっています。

  引き続きマスクの着用を怠らず「密」を避ける生活を心がければ、

  何とか乗り切れるとは思います。

  ただ気になるのは、在日アメリカ軍基地内で、

  確認されてる大規模クラスターです。

  よく知られているように、スペイン風邪は、

  決してスペインが発生源ではありません。

  アメリカ国内の軍のキャンプで感染が広がりました。

  スペイン風邪の市死者は、日本国内だけで、45万人に上りましたが、

  新型コロナウイルスでは18000人にとどまっています。

  これに対してアメリカの死者は、

  当時をはるかに上回る83万人に達しています。

  余計なお世話かもしれませんが、アメリカはスペイン風邪を

  あまり教訓にできていないようです。

  私自身もコロナ対策を万全にして、引き続きコロナに感染しないように、

  日々、心がけながら日常を楽しもうと思います。


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  コロナに感染をしないことも、

  立派な社会貢献につながる。