私は時代劇にも出演していました。
芝居は得意ではありませんでしたが、それでもいろんなことを学ばせていただき、
バナナのたたき売りなどのパフォーマンスにつながっていると思います。
キムタクとの共演をしました。
私が26歳の誕生日の前日の撮影で、とても寒かったのを覚えています。
じつはこの撮影を最後に時代劇を引退しました。
思い出の作品となりました。ちなみにこれは「忠臣蔵1/47」です。
このシーンは吉良上野介の仇討に成功し、引き返してるシーンです。
アトム健児19歳です。(当時は芸名がありませんでしたが・・・。)
私の東映デビュー作品です。
松平建さん主演のお正月大河ドラマ「弁慶」です。
撮影の雰囲気に圧倒されながら、緊張しっぱなしのデビューでした。
沖田 浩之・国生さゆりなど、生で見る芸能人に感動さえしました。
戦国時代の撮影のときはほとんど兵士の役でした。
刀や槍などをもってとにかく走り回りました。
夏場はとても大変で休憩時間でさえも「よろい」はつけたまま待機してました。
1人でつけられないため、スタッフさんに迷惑がかかるので、
「よろい」をはずさずにがまんしてました。
これは忍者の役です。東映時代劇ではいろんな役をさせていただきました。
松方弘樹さん主演「遠山の金さん」から改題した、
「金さんVS女ねずみ」です。
このころは時代劇はとても人気があり、
役者をしていたころは現代劇より時代劇の出演が圧倒的に多かったです。
事務所に入って3年くらいしてからの撮影です。
待ち時間が長くてロケバスでずっと待機していたのは覚えていますが、
これが何の番組だったかは忘れてしまいました。
じつのところ、これまでいろんな作品に出演しましたが、
ほとんど何の作品だったか覚えていません。
これは役所広司主演の「盤嶽の一生」です。
2002年3月から6月までわずか3か月間だけ放映された時代劇です。
思えばこのころから時代劇が衰退しはじめたときでもありました。
京都にある太秦撮影所にはこの時期くらいから依頼が減少してきました。
これも時代の流れだと受け止めました。
当時の人気番組「水戸黄門」です。
里見浩太郎・由美かおるなど当時を彩る豪華役者との共演は
私にとって学ぶものがいっぱいありました。
この番組は人気があったおかげで何度も出演させていただき、
いろんな役をさせていただきました。
昭和初期の暴動シーンの撮影です。
カツラがないのでとてもラクでした。
いろんな撮影をしたので、
この日は何の番組だったかなどは覚えていませんが
それでも多くの役者さんと共演でき、またとない経験をさせていただきました。
「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」、「遠山の金さん」など、
当時を代表する時代劇に出演させていただき、貴重な経験をさせていただきました。
これらの経歴はアトム健児のかけがえのない財産にもなっています。
人生で絶対にしてはいけないこと。
それは何もしないこと。